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Alien: Isolation(エイリアン:アイソレーション)

傑作サバイバルホラーがスマホに移植!映画「エイリアン」のその後を描いたアクションアドベンチャー

映画「エイリアン」のその後を描くサバイバルホラー

 

「Alien: Isolation(エイリアン:アイソレーション)」は、映画「エイリアン」シリーズを原作としたサバイバルホラーです。

ストーリーはゲームオリジナルで、映画第一作のその後が描かれています。また、スマートフォンでは移植が前後してますが、本作は「Alien: Blackout(エイリアン・ブラックアウト)」の前作で、コンシューマーやPCでは発売済みとなっています。今回ようやくスマートフォンへ移植されたわけです。

主人公はブラックアウト同様、エレン・リプリーの娘、アマンダ。失踪した母、エレンの情報を追って宇宙ステーションセヴァストポリへ向かいますが、そこにあったのはドッキングベイの破壊されたセヴァストポリの姿でした。やむなく宇宙遊泳でセヴァストポリを目指しますが、その途中トラブルにあったアマンダは単身セヴァストポリへ吹き飛ばされ、孤立してしまいます…。

セヴァストポリの中はドッキングベイ以外にも様々なところが破壊されており、人影はほとんどありません…。一体何が起きているのか?母の情報が遺されたレコーダーはどこにあるのでしょうか?

真相に近づくためには、恐怖に近づくしかない…。そんな「接近」の恐が、ハイクオリティ移植によって臨場感たっぷりに味わえます!

宇宙ステーションを探索!物理ゲームパッドにも対応

ゲームの目的は、宇宙ステーション・セヴァストポリを探索し、エレンのレコーダーを回収、セヴァストポリから脱出することです。

仮想パッドを使ってステーション内を移動し探索可能なオブジェクトを見つけたらタップで調べましょう。武器やアイテムはボタンタップで使用できます。

本作は物理ゲームパッドにも対応しています。たぶん大部分の人はPS4Xboxのパッドを使うと思うので問題ないと思いますが、それ以外のパッドの場合は注意が必要です。R3ボタンやL3ボタンといったアナログスティック押し込み操作に対応していないパッドだと、しゃがみ動作が行えません

古い世代のMFiパッドを使う場合は対応状況を確認しましょう。

スマホ版のメリットはお手軽さ!スペックと容量には注意

本作は、他機種版と同様、有料の買い切り型でリリースされています。

買い切り型でのスマホ移植の場合、他機種版と比べて割安になることが多いですが、本作の場合、他機種版発売から時間が経過していることもあって、セールなどを利用すると、機種ごとの価格差はないと言っていいでしょう。

なので、スマホ版の最大のメリットはいつでも・どこでもプレイできるという気軽さですね

ただ、スマホの要求スペックは結構高いです。さらに、ゲーム初回起動時に6ギガ近いデータをダウンロードすることになります。分のスマホがスペックを満たしているのか、ストレージに空きはあるのかなど、購入の前しっかり調べておきましょう。

「Alien: Isolation」の魅力は恐怖へと近づいていく怖さ

セヴァストポリに一体何が起きているのか…などと書いたものの、本作は「エイリアン」なので、もちろんセヴァストポリではエイリアンが待ち受けています

圧倒的な強さを誇るエイリアンから逃げつつ探索を進める…というのが本作の魅力であることは間違いないでしょう。

しかし、筆者としては本作の持つ近づいていく怖さに強い魅力を感じました!

近づかなければならない!でも近づくのは怖い…

不気味な雰囲気や、突然出てくるクリーチャー、そしてグロテスクなビジュアル…。ホラーの怖さにはいろいろとありますが、筆者の思うホラーの怖さは、正しいと思っていることが間違っていること!

たとえば、「リング」シリーズの貞子から逃れるにはビデオを人に見せなきゃならないですが、これって助かる手段である一方で、呪われる人を増やしてい。救済があらたな被害を呼んでいるのであって、正しいと同時に間違っているのです

本作においては、序盤の展開がまさにコレなのです。何も知らない主人公・アマンダはさておいて、プレイヤー的にはセヴァストポリにエイリアンがいると分かっています

そんな中、セヴァストポリを進むためにはドアやハッチを次々開けていかなければなりません

エイリアンがいるなら、なるべく封鎖はそのままにした方が正しいです。ですが、進むためには封鎖を解除しなければならない…。

ド派手なホラー演出ではないですが、サスペンスをとても丁寧に積み上げている点がとてもよかったです!

本当の敵はエイリアンではない?映画第一作の恐怖とは

ところで、本作は映画第一作のその後を描いているため、プレイ前に映画版「エイリアン」を観ておくことで、より楽しむことができます。

観ておくのは第一作だけで大丈夫。ただ個人的には、パワーローダーとクイーンがカッコいい第二作もオススメです。

映画版第一作にも、正しいけど間違っているという二面性が存在します。エイリアンというクリーチャーと戦うホラーものに見えて、実際には、未来世界におけるブラックな管理者と労働者の物語となっています。

この観点を踏まえておくことで、本作に登場する端末のログをより楽しむことができると思います。

ゲームの流れ

ゲーム冒頭、20世紀スタジオのビジュアルが表示され、ファンファーレが響きます。映画を連想させるこの演出がイイですね!

「エイリアンを使ったゲーム」ではなく、映画「エイリアン」から地続きの作品だと感じます。

端末にもよるのかもしれませんが、ゲーム初起動時に、字幕表示がオフになっている場合があるようです。

ゲームスタート後もオプションから字幕表示をオンにできますが、オープニングの字幕を見逃してしまうので、できればゲームスタート前に字幕設定を確認しておくのがいいでしょう。

宇宙船トレンス号で、宇宙ステーション・セヴァストポリへと向かうアマンダと会社スタッフたち…。

トレンス号はチュートリアル的なステージになっていて、移動方法などの基本操作を学ぶことができます。指示された通りに進めていけばストーリーが進みます。

セヴァストポリに到着すると、宇宙船を着けるドッキングベイが崩壊!宇宙遊泳という、人力でステーション内部へ入ります。

しかし宇宙遊泳中爆発が発生します。吹き飛ばされたアマンダは、一人だけセヴァストポリへ…。まさしくアイソレーション!(隔離・絶縁)

チュートリアル時と同様に、ミッションが画面に表示されるので、とりあえずミッション達成を目指しながら周囲を探索しましょう。

しばらくエイリアンは出現しませんが、ダメージを受けるトラップなどが存在します。周囲の状況をよく見ながら進みましょう。

「Alien: Isolation」の序盤攻略のコツはしゃがみ動作にあり

本作の序盤、エイリアンが出てこなく、アドベンチャーゲームとして進んでいきます。なので、特に難しさを感じることはないでしょう。

ただ、スマホの仮想パッドで操作するとしゃがみ動作がボタンタップになるので、操作を忘れがちです。そのため、ハマりやすいポイントがあります。意識してしゃがむようにしましょう。

しゃがみは必須アクション!意識してしゃがもう

 

本作においてしゃがみアクションは、使いこなせたら便利というものではなくて、必須のアクションなのです。

しゃがみアクションじゃないと入れない場所もありますし、トラップからダメージを受けることもあります。また、ステルスアクションにも関わってきます。

なので、仮想パッドを使う場合、まずはしゃがみボタンの場所に慣れておきましょう

また、物理パッドを使う場合、R3/L3ボタンが使えるかどうかの確認は必ず忘れないようにしてください。

食堂では床をチェック!次のルートは下に

旅客ラウンジでトレンス号を確認した後、電源を復旧するとシャッターに「麺」と書かれた食堂的な部屋の扉が開きます。

そこにはセーブポイント端末レコーダーがありますが、次のルートがどこにあるか、わかりにくいかもしれません。

次のルートは円形のカウンター内の床にあります。床にあるダクトが次のルートです。

次のルートに迷った時、しゃがみ姿勢になって低い視点で探すこともポイントになってきます。